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ホイミ! ~しだはら~ [ヌードル]

昔よく通ったラーメン屋が復活したという。
いまみたいに笠岡ラーメンが取り立たされる前、地元で人気だった店。
店は狭いしちょっとアレだし、そんなだから客は外に置かれた丸椅子や道路の縁石に腰掛けてラーメン啜ってるし、駐車場なんてないから路上駐車上等だし、お上さんは店の外で葱切ってるし・・・。
味はというと、笠岡風ではあったけど、大衆食堂の中華そばの雰囲気も漂わせた昔懐かしい味で、スープは醤油味なんだけど少し焦げた風味がする、何も言わなけりゃ茹で過ぎでびのびの麺が出てくる、そんなラーメン。一般的な笠岡ラーメンよりも薄味なんで、備え付けのガーリックパウダーをしこたまかけて食べるのが好きだったなぁ。
くわえてトッピングは、煮鶏じゃなく叉焼だったのを思うと、全体的には仕田原オリジナルだったのかなぁ。
メニューはラーメンのみで、小(一般的には並相当)400円/中(一般的には大盛り相当)500円/大(一般的には特大相当)550円の価格設定は魅力的だった。
何時だったか、少し行かない間に店が閉まり、何時復活かと思ってたら店が取り壊され、伝説になっちまった。
序にいうと、近くに似たような屋号の「いではら」ってラーメン屋が出来、何か関係あるんかと思ったけど、全く関係なかったw

そんなちょっと思いいれもあり懐かしさもあるラーメン屋が、場所を変えて復活だというので、早速行ってみた。
屋号が、”仕田原”から → ”しだはら”になってた。
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場所は、笠岡警察近く、「大連」というオールドスクールな笠岡ラーメン店がクローズした後に居抜きで店を構えてた。
二軒先には、モヒカン頭の魔人BOOな兄ちゃんがやってる「本原」がある。

日曜14時前くらいに到着してみると、店内は、殆ど客で埋まってた。
オイラと同じように復活の報を聞きつけてやってきたお客が多かったみたい。
“しばらくの間、中華そば(中)のみにさせていただきます”の張り紙があって、必然的に注文は“中”をコール。
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出てきたラーメンは、以前と同じような雑な盛りw
スープは、薄味ではあるが以前の焦げた風味はなく、今どきの笠岡系よりの味わいに感じた。
これだったらガーリックパウダーはいらないかな。
でもやっぱお約束だから投入したよw
昔は、ごくごく飲んでた記憶があるけど、今は、程ほどに残す口当たり。
叉焼は、以前は、ぱさぱさだったように思うけど、今は、至って普通だった。
メンマは、如何表現してよいかわからんが、以前と同じようだった。
全体としては、昔の味を継承しつつも、今の流行を意識したラーメンだったなぁ。
オイラとしては、個性を出す意味でも出来るだけ昔の味を再現することを望むなぁ。
だって、最近、其処此処に笠岡ラーメンの新店がオープンしてるし、それらの味は、大体、「坂本」「一久」に代表される斉藤インスパイアなんだよな。
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Webによると、復活した店の店主は、初代のお孫さんだとか。
だとすると、オイラが通ってた店の店主は、初代の息子?
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「しだはら」
場所:笠岡市四番町8-6
時間:11時~15時 17時~20時(平日、土曜)
    11時~18時(日曜、祝日)
定休:月曜日
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